最近、Ragnarok Onlineに新しいパッチが当たり、
nProtectなるアプリケーションで保護されるようになりました。
おかげで不正利用者が目に見えて減り、精神的にも快適に遊べています。
その弊害と言いますか、仕方のないことなのですが、
Microsoft純正のマウスドライバであるIntelliPoint(インテリポイント)で、
ROの画面でだけマウスボタンに別操作を割り当てることが出来なくなりました。
ROが最前面になっていても、基本動作のままで操作されます。
デフォルト状態ならそれぞれ「オートスクロール」「戻る」「進む」なので
ゲーム画面では何の変化も起こらないのですが、
私は第五ボタンに「Alt+F4(プログラムを終了させるショートカット)」を割り当てています。
明らかに致命的です。
基本動作に割り当てたものがそのまま使われるのだから、
RO起動時に基本動作そのものを書き換えようと、いろいろ試してみました。
レジストリを書き換えてみたら、キー設定を書き換えただけでは動いてくれないんですね。
結局、設定画面を開いてボタン設定を変更するところまでを自動処理することで
無理矢理対処しました。
使ったソフトはUWSC。定型操作のマクロが組める、とても便利なソフトです。
以下のように組んでいます。もしも参考にしたい方がいらっしゃいましたらどうぞ。
オレンジの枠内はトリプルクリックすれば一括コピーできます。
ソフトウェアの基本的な解説はしていませんが、
簡単な命令文なのでなんとなく分かると思いますよー。
FUKIDASI(" Now Changing . . . for <#DBL>Ragnarok Mode<#DBL> ",200,10,0,40,"IMPACT",$8888cc,$FFFFFF,40)
処理中を示すウィンドウを表示。マウスを動かさないように注意を喚起します。
うっかり動かすと台無しになる場合があります。
ウィンドウの色や位置はお好みで。
defx = G_MOUSE_X
defy = G_MOUSE_Y
MMV(G_SCREEN_W,G_SCREEN_H)
IntelliPointの設定画面ではカーソルの当たった所にフォーカスが移るので、
カーソルを画面右下に移動してそれを防止しています。
マウス = "<#DBL>C:\Program Files\Microsoft Hardware\Mouse\dplaunch.exe<#DBL> Mouse CPL"
ID = EXEC(マウス)
GETID("マウスのプロパティ",,-1)
「マウスのプロパティ」を呼び出し。
IntelliPointが入っていれば、マウスボタンの設定画面が表示されます。
KBD(VK_TAB,0,1)
KBD(VK_TAB,0,1)
KBD(VK_TAB,0,1)
KBD(VK_HOME,0,1)
KBD(VK_DOWN,0,1);KBD(VK_DOWN,0,1);KBD(VK_DOWN,0,1);KBD(VK_DOWN,0,1);KBD(VK_DOWN,0,1);
このプログラムのキモです。なのにマヌケです。すみません、やる気無くて。
タブキー三回で、第四ボタンのドロップダウンメニューにフォーカスを合わせ、
HOMEキーを押します。これでメニューの一番上が選択されます。
そこから↓キーを目的のメニューが選ばれるまで押していくだけです。
ちなみに「キーボード操作...」の通過時、問答無用でキー指定画面が出てしまいます。
避けたい場合はENDキー+↑キーで下から上に上がっていきましょう。
意味が分からなければ、マウスのプロパティ画面でこの通りに押してみて下さい。
キーボードでのウィンドウ操作は覚えておくと便利。マウス動かない時とか。(切実)
KBD(VK_INSERT,0,1)
KBD(VK_ENTER,0,1)
ここでは「キーボード操作...」を選択、insertキーに変更しました。
あとは繰り返しなので割愛。
KBD(VK_ENTER,0,1)
WHILE 0 < GETID("マウスのプロパティ",,0.1)
SLEEP(0.1)
WEND
MMV(defx,defy)
Enterキーでマウスのプロパティ画面を閉じた後、
確実にマウスのプロパティ画面が無くなるのを待ってから、マウスを元の場所に戻します。
Sound("C:\WINDOWS\Media\Windows XP Exclamation.wav")
FUKIDASI(" Complete ",400,10,0,40,"IMPACT",$FFFFFF,$8888cc,40)
SLEEP(0.5)
FUKIDASI()
終了を音とウィンドウでお知らせ。
こんなマクロを組んで、デスクトップにショートカットを作成、
ホットキーを指定すれば、あーら簡単こりゃ便利。
一瞬では切り替わらないのでちょくちょく変える用途には向きませんが、
いきなりROが落ちるよりはマシです。
おまけ。
ROのウィンドウを指定位置に移動するマクロ。
ACW(GETID("Ragnarok","Ragnarok",0.1),45,90)
ROのウィンドウが立ち上がってからどうぞ。45,90の部分をお好きな値に。
起動からウィンドウ位置の移動までを自動化して使っていますが、
Patch Clientからそのまま終了した時のことを考えていない作りなので載せません(^-^;
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