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2004.04.10

東宝版エリザベート観てきました

★今回はどちらかというと舞台をご存じない方向けの内容です。
★ミュージカルに興味のない方でも楽しんで頂ける構成になっている・・・といいなぁ(^^;


再々演となった東宝版エリザベートを観てきました。
私が見始めたのは再演からです。大阪まで追いかけてしまうほどのめり込みました。
初演でハマった母にさんざん勧められるも、パンフレットで見たトートダンサーズの気味悪さに観劇を躊躇していたあの日を懐かしく思い出します。
再演初日のチケットをダブらせたという母と一緒に行って、オープニングから既にトートダンサーズに撃沈。
こいつらすげぇ。すごすぎる。
あとで考えればとんでもないメンバーの集まりだったので 当然といえば当然だったんですが。

ところでこの公演、主役はエリザベートですが、その相手役となるのは死の帝王トート閣下。死神です。この役は初演からずっとWキャストになっていて、同じ二人が演じています。

ずば抜けた歌唱力と186センチの長身を誇るが、演技とダンスは・・・の Y氏
軽い身のこなしや顔の美しさ・演技力は文句なしだが、歌唱力が・・・の U氏

まさにふたりでひとり。二回観て二人のいいところを頭の中で合成した時初めて、トート閣下が完成します。
ちなみに母は歌のY氏派、私は演技のU氏派です。
しかし最初私は巷で耳にするU氏の歌についての評判がすごかったので(^^; 雰囲気はこっちの方が合いそうなのにもったいないな、と思った程度で観劇する気はありませんでした。
ある日、夜10時頃でしたか、母が素っ頓狂な悲鳴を上げました。
翌日のチケット、Y氏の夜公演のつもりでU氏の昼公演を取ってしまったと言うのです。
「せっかく2列目で楽しみにしてたのに~、Y氏でこんなに良い席が取れるなんておかしいと思ってたのよ~(これもひどい話ですが聞き流して下さい(^^;」と嘆く母からチケットを譲り受け、代わりに観に行って、どっぷりU氏にハマって帰ってきたのでした。
Y氏を観て「こんなんトート閣下じゃなーーーーい!!」とスリッパ投げたくなったシーンが、全てあるべき形で表現されていたのです。

これだ!この死にっぷり!!まさに死神!死の帝王!!

私が一番Y氏で許せなかったのは、生き生きとしていたことでした。
死神が思いっきり生きててどうする!(裏拳ツッコミ)
鳥肌立って大拍手してしまったほどの歌唱力があっても、ビロードのロングコートの立ち姿が(立ってるだけなら)どんなに格好良くても、生きてる死神は許せなかったのです。(動いてしまうとのっしのっし恐竜歩きな上に、革命家とぶんぶんちぎれるほど握手したりしてどうにもこうにも。)
その点U氏は素晴らしかった。この世のものではない、見てはならないものがそこにいる空気感が漂っていました。
しかし・・・聴いてはいけない歌も満ちあふれていました(爆)
ただ、声質はY氏よりもU氏の方が私好みだったのです。
私にはツボだ。ものすごくツボだ。しかし、母には勧められない。そう思ったものです。
一言で言えば、Y氏もへないU氏激もへなのです。

※「もへ」とは
ぴよりら語。いわゆる「萌え」のこと。タマシイ抜けてへろへろになりながら発音する様子をひらがなとハ行で表現している。(しなくていいのか?)

そんな再演から三年。U氏のトート閣下に再び会って参りました。
見た瞬間、今回から変更になったカツラが似合いすぎていて感動。これは美しい。美しすぎる。昔見た「ラビリンス-魔王の迷宮-」という映画でデビッド・ボウイが演じていた魔王をなんとなく思い出しました。ストレートのふわふわ猫っ毛青銀髪。うっはり♥

※「うっはり」とは
ぴよりら語。「うっとり」と「うはうは」が合わさった造語。活用形に「うは~♥」や、「うっはれ(命令形)」などがある。(活用もしなくていいのか?)

更に、なんということでしょう。歌が!!歌がまともになっています!!
まともと言ってもせいぜい人並み程度かもしれませんが、三回よれただけです!!一度も音を外していないのです!!
この三年の間に「レ・ミゼラブル」でジャベールという難役をこなしてきた彼は大きく成長していたのでした。ごめんなさい、「レ・ミゼラブル」はどうも性に合わない気がするので観てなくて知りませんでした(^^; 観に行った母から「あんたが言うほどひどくなかったよ?うまくなったんじゃないの?」という感想を聞いてはいたのですが、音域が合ってるだけだと思ってました(^^;
ひどい言いようですが、ファンです。本当です。信じて下さい。ライト当たる前からオペラグラスで見ています。顔に陰が出てかっこいいんですよ、ライト無い時の役者さん。皆さんも舞台観に行く時は是非お試し下さい。「どこ見てんのこの人」って目で見られるかもしれませんが。

今月末には恐竜のしのしY氏を観に行く予定です。
もしかしたらものすごく演技うまくなっていて、こんなことならU氏見なくて良かったぢゃ~ん、と思うかもしれません。・・・いやそれはないですね。だって「もへ」が!!(やはりそこなのか)

この舞台を見たいと思わせるキャッチフレーズを考えてみました。

  エースをねらえ!の宗方コーチと
    セーラームーンのタキシード仮面さまが
       生ちゅーを披露するものすごい舞台


どうでしょう。
怖いもの見たさの人たちだけでなく、「それはやっぱり宗方×タキシード仮面さまでしょ?だって宗方受けは無謀だし」とつい口をついて出てしまう人たちをも取り込む、素晴らしいキャッチフレーズだと思いませんか。・・・ダメですか。

テレビドラマ「エースをねらえ!」の宗方役と、ファミリーミュージカル「セーラームーン」のタキシード仮面役の人だったので、とりあえずくっつけてみました。(やめとけ)

でもミュージカルをあまり見ていない方にはやはりY氏版をオススメします。
一幕でのトート閣下の見せ場「最後のダンス」が終わった時、後ろの席の人は「すご...」と、つい口から出ちゃった感じで呆然とつぶやいていたし、前の席では歌が始まるまでずっと寝てたおじちゃんが身を乗り出して拍手しまくってましたし。本当にすごいんですよ、ええ。一度聞いておいて損はないです。

おいでませ、黄泉の国に繋がる劇場へ。

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