行ってきました、日本青年館。
見てきました、紫吹淳ラストデイ。
早めに着いてぼーっと画面見てたのですが、既に東京宝塚劇場の生中継は始まっていました。どうやらカメラチェックをそのまま流しているらしく、デカデカと映る緞帳の「高砂熱学工業」の文字や会場係のおにーさんおねーさんなど、かわるがわる映しては切り替わるカメラに酔いつつ、テストで映し出されるタイトルがぴこぴこと点滅したりするのを面白く眺めておりました。最後という実感よりも、映像で見るってどんな感じなんだろう、という興味の方が先だった気がします。
で、始まった生中継。
指揮者の紹介になんとなく起こる拍手。そして全員苦笑い。習慣って恐ろしいですね(^^;
そうそう、会場でのアナウンスが劇場と同じモノだったのですが「…撮影などは演技の妨げになりますので…」いや他のお客さんの迷惑にはなっても演技には支障ないだろう(笑)
本当にオペラグラスビューなのにはちょっとびっくり。ほとんどリカさんしか映らない。他の人がしゃべってても声だけしか聞こえないことも多々。そんな放送なのにリカさんの最初のアップの時に「紫吹淳」とテロップ出されても。知ってるわぃ(笑)
あまりにもリカさん追いすぎなせいで、陛下の対抗投げちゅーが映らなかったりとか、エミールくんとのダンスシーンなのにエミールくん映ってないとか、コサックくんたちが何かアドリブしてるけど笑い声しか聞こえないとかそんなこともあったわけですが…その辺はタカラヅカ・ニュースやビデオや今後の放送に期待。代わりに普段はつい他のキャストさんを見てしまって見逃していたところでも「おら~見ろ~見ろ見ろ~」とばかりにアップで映してくれていたので満喫致しました。
今回のカメラアングルはかなり研究されてるな、というのが第一印象。ここぞというところはほとんどカバーしていたようです。あー、ここで引いちゃったら手で口元ぬぐうのが見えないじゃない!と思ったらすぐ寄ってくれたりとか。かなり視聴者の趣味が理解されていました。あと私の趣味がバレているのかと思ったのは暗闇のゆーひちゃんがバリバリ映ってたこと。恐らくディレクターさんのミスだとは思うんですが、セリフを言う一つ前のシーンで映してしまう為、ライトの当たっていないゆーひちゃんが三回ほど画面に。私が「ライトの当たってない時の表情が好き」なのを知られているようです。宝塚、恐るべし。
サヨナラショーよりも何よりも、フィナーレでのゆら組長へのおじぎ。あれは反則だった…。その後で眉間にがっつり皺寄った五峰さんとか見ちゃったらもう…ちょっとうるっと来たくらいで泣きはしなかったけれど、胸にぐっと残りました。
ゆら組長、全員分のプロフィールやコメントを全部暗記してるのもものすごいわけですが(他の組の映像見る限りでは紙持って読んでいました)、寿退団組への絶妙なトゲがまたおかしかった(笑) そしてまだ準備ができていなかったので話を繋ごうとしたらすぐに準備おっけーになってしまってそそくさと退場した組長。心底ネタです。ステキすぎます。一生ついていきます!
退団者の皆さんは、本当に晴れやかないい笑顔をしていました。美原さんの清々しい顔は本当に美しかった。
そしてリカさんの最後の男役は、本当に本当に、切なくて美しくて格好良くて、ステキでした。
宝塚分からない人には何の価値もない記事だったわけですが、たまにはこんな日があってもいいじゃないですか。これで最後なんですから…わーーーーん、リカさーーーーーーん(/_;)
そうそう、カーテンコールの前くらいから、ものすごい勢いで席を立って行かれる人が続出したんですが、やはりあれはお見送りに行かれたのでしょうか(^^; 私たちは素直に渋谷の東急本店で死ぬほど中華料理食って帰りました。ビーフンを食べきれなかったのが心底悔やまれます…ああ、悔いのないように生きねばとリカさんの挨拶聞いて思ったのに…(悔いを残すのと食い残すのとがまざってる気がしなくもない)
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